西鶴トリビュート

『西鶴トリビュート』

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江戸期の才人・井原西鶴を尊敬していた太宰治。その思いは、短編集『新釈諸国噺』に込められました。『西鶴トリビュート』は、そのなかから、「裸川」「遊興戒」「赤い太鼓」「義理」「人魚の海」を選び、西鶴のオリジナル作品と併せて収録した画期的な本! 太宰と西鶴のコラボレーションが見られます。

「青春のはしか」と呼ばれる太宰文学。しかし、それらは一部の作品であり、太宰文学には、十分おとなが楽しめる作品も多い。本書は、太宰文学を毛嫌いし、これまであまり読んでこなかった読者に手にとっていただきたいです。

さらに、テーマとして、「人情」「義理」があります。現代の日本は、成果主義がもてはやされた結果、人々は他人に無関心となり、己れの欲望のみを追求するようになりました。本書に収録した作品群は、かつての日本人がもっていた「義理」を強く感じられるのでは。形だけではない、真のサムライ魂を取り戻すべく、ビジネスマンも必読!

ISBN978-4-9904288-1-9
1,300円(税別)/B6判/168ページ/ソフトカバー/小説/2009年5月刊行
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