リンク

『リンク』

1,100円(本体価格)ISBN978-4-905295-53-2 2018年3月20日刊行

ほせまりお 著
小説/112ページ/四六判ペーパーバック

■コメント

マインドフルネスは何をもたらすのか?

マインドフルネスの状態になると、さまざまなものがつながり始めることを経験する。それは、体と心と頭、過去と現在と未来、記憶と思考と想像であったり、また、消えかけた記憶、途切れた関係、途絶えた会話であることもある。マインドフルネスに年齢、職業、地位は関係なく、ただそこに自分の在り方を重ねうるかどうかが重要な要素となる。

物心つく前に、母親との死別という不運な人生がスタートしてしまっていたちぐさは、偶然出会ったアイスホッケーというスポーツの世界に、居心地の良さを感じ、生きがいを見出していたが、小学校最終学年となった今、そこは大人たちの不純な思惑が反映された、極めて理不尽、不誠実な世界となってしまっていた。不本意ながらも、その世界との決別を考え始めた矢先、ある出来事をきっかけとして、物事がしかるべき方向へと動き始める。

読者は、主人公の心象風景と感性・思考を通して、アイスホッケーというスポーツとマインドフルネスを同時に追体験しながら、マインドフルネスがもたらしうる可能性について、思いと考えを展開させることになる。

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