由紀子 マキューショーを越えて

『由紀子 マキューショーを越えて』

1,200円(本体価格)ISBN978-4-905295-49-5 2017年6月10日刊行

羅州ゆり 著/いしかわみき 装画
小説/224ページ/四六判

■コメント

「僕はどこまで行っても、どんなに演出家に気に入られても、マキューショーどまりなんだ(…)芝居が上手くてもそうじゃなくても、ロミオになる柄というのがある。僕はロミオにはなれないんだ」

家に縛られることを厭う若き由紀子は、夫・幸男との生活に疑問を抱くようになる。突如、演劇の世界に飛び込み、そこで知り合った岡嶋は妻子のいる俳優だったが、由紀子が抱く岡嶋への気持ちは日に日に激しさを増す――。

1970年代後半から1980年代前半の演劇世界を舞台に、一人の女性の結婚、家族、生活、仕事、恋愛…様々な葛藤を描いた長編小説。懐かしくもありながら、今を生きる女性の琴線にも触れる普遍性が魅力な作品である。

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