自費出版の販売について

自費出版の販売に関するまとめ

自費出版の書店流通はハードルが下がったが……

出版不況といわれて久しい現在、いっこうに、それは解消されそうもありません。それにもかかわらず、年間、出版される点数は増え続けています。その理由の1つが、自費出版の書籍が書店流通されるようになったからだ、といいます。確かに、多くの自費出版業者が、書店流通サービスを行っています。

しかし、書店流通のハードルが下がったからといって、販売につながっているかというと、まったく違います。現に、出版点数は増加傾向ですが、各書店や出版社の売り上げは減少しています。

つまり、自費出版の書籍は、なかなか売れないというのが現状なのです。

■「売れない」なら、「売れる」戦略を練る

とはいえ、「せっかく高いお金を出して、自費出版するんだから、書店で売りたい」というニーズがあるのも事実。そういった声にお応えするためにも、パブリック・ブレインでも、書店流通・販売サービスを行っています。

しかし、上記の現状ですので、積極的にはオススメしません。

だからといって、「手を抜く」ということではありません。弊社では、「売れない」と嘆くだけでなく、「売れる」ための戦略をお客様と一緒に練っていきます。

たとえば、100部だけ売りたいとします。しかし、これを書店で売るとなると、たとえ、完売しても、コストが高く、利益は出ません。そこで弊社では、Amazon(アマゾン)での販売をオススメします。現在、書籍の売れ行きは、リアル書店よりも、アマゾンがすさまじく、シェアの多くを握っています。それもそのはず、アマゾンは全国の読書人を相手にしているのですから。

アマゾンでは、基本的には、返本がありません。通常、書店では、委託販売などですと、長くても半年しか店頭に置かれませんが、アマゾンは、ほぼ永久的に販売されます。それも魅力です。

■ISBNコードとJANコードを取得しよう!

販売のためには、販売用の本づくりをしないといけません。まず、ISBNコードとJANコードの取得です。かんたんにいえば、書籍コードとバーコードです。これがないと、書店流通とアマゾンでの販売ができません。反対に、個別に書店に直販する場合は、書店によってそれらのコードがなくても対応してくれますが、結構、ハードルは高い……。

これらのコードは、個人でも取得可能です。日本図書コード管理センターに問い合わせれば、かんたん。ただし、注意が必要なのは、個人で取得したコードは、ご自身でアマゾンの「e託販売サービス」を開設すれば使用できるものの、書店流通の際は利用できない場合が多いです。流通に乗せるということは、取次を通すからです。

もちろん、コードを取る手続きが面倒である、というのであれば、弊社のコードとアマゾン販売サービスをご利用できます。

■販売価格を決めよう!

書籍販売で最も重要なテーマが販売価格です。通常は、コストで計算し、利益が出るように設定します。しかし、だからといって、高く設定しすぎると、書店サイドからダメ出しが入ります。つまり、値段が高いと売れないからです。現に、単行本より安い文庫を買いますよね? それと同じです。

ですので、いくら利益がほしいからといって、値段を高く設定しすぎるのは問題です。

■書店流通・販売に関する一定した金額設定はしていません

●書店流通販売について

では、まずは、書店流通販売についてです。

結論からいえば、固定の料金システムは設けていません。なぜなら、お客様ごとによって、販売方法が異なってくるからです。機械的に、書店流通し、書店販売することはカンタンです。ただし、これは、高コストがかかります。自費出版をされる方は、必ずしも、販売に多額のお金をかけたい、というわけではありません。となると、それぞれのお客様の費用に合った方法を取らなくてはいけません。

■書店流通販売の構図とは?

前置きが長くなりましたが、カンタンに説明しますと、下記の構図です。

パブリック・ブレイン→取次仲介→取次(トーハン、日販など)→書店

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上記のように、個人で取得したコードでは、これらのシステムは利用できないと思ってください。あくまでも、弊社のコードを使う場合です。「取次仲介」とは、「トーハン」や「日販」に折衝してくれる会社。いわば、出版社の代わりに営業してくれる会社といっていいでしょう。それらを通し、取次が書店からの注文に応じ、配本数を決めていきます。

注意しないといけないのは、こちらが、1000部売りたい、と思っても、書店などからの注文や、取次からの反応が悪ければ、実現できないということです。

冷静に考えれば、そうですよね? 魅力ない商品は売れない→店に並ばない、というわけですから。

■印税について

さて、書店販売で売れた場合の、お客様への印税ですが、ズバリ、実売部数の

本体価格(税別)の40%

たとえば、本体価格が1000円の書籍なら、400円がお客様の利益です。店頭に並び始めてから、最短で6カ月からお客様のご指定の銀行口座に入金いたします。

■アマゾンの構図とは?

●アマゾンのみの販売について

一方、アマゾンのみの販売について、説明します。まず、構図から。

パブリック・ブレイン→アマゾン

ご覧のとおり、いたってシンプルです。つまり、アマゾンでの販売は、直接やりとりができます。

とはいえ、注意が必要なのは、書店販売と同じで、こちらで希望する部数を販売できるわけではありません。あくまでも、アマゾンのユーザーが注文し、それに応じて、アマゾン側が「これは売れる」と判断したら、多く発注してくれる、ということです。

たとえば、100部売りたくても、100部がアマゾンで管理されるわけではなく、管理と納品は弊社負担です。

■アマゾンのみの販売の費用

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弊社では、アマゾンのみの販売は、下記の費用をいただきます。

ISBNコード・JANコード使用料、バーコード作成料+年間管理費=50,000円

少部数でしたら、50,000円以外に費用はいただきません。ただし、300部以上になりますと、1冊当たり保管料をいただくことがございます。

契約は1年ごとに延長か更新かをお選びいただけます。基本的には、追加費用は発生しません。ご要望に応じて、数ヶ月、半年といった対応もしていますので、ご相談ください。

■印税について

アマゾンでの書籍販売の印税は、書店販売と同じ、本体価格(税別)の40%です。

■アマゾン以外のネット書店はリアル書店と一緒?

最後にご注意を。よくいただくお問い合わせに下記のものがあります。

「アマゾン以外のネット書店でも販売できますか?」

実は、これ、大きな誤解です。なぜなら、アマゾン以外のネット書店(楽天ブックスなど)は、リアル書店(通常の書店)と同じ、取次を介しているからです。つまり、アマゾン以外は、書店流通・販売扱いになります。

なので、コストはアマゾンとは異なるということです。

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