Amazon Kindle電子書籍サービス

Amazon Kindle電子書籍サービスについて、ご紹介します。

日本でAmazon(アマゾン)による電子書籍サービス「Kindle(キンドル)」が始まり、だいぶ周知されてきました。以前に比べ、電子書籍の環境は整い、タブレットやスマートフォンを使い、電車や街中で電子書籍を読む人の姿も多くなりました。

とはいえ、やはり万人に浸透とまではいかないのが現実。マンガや雑誌といったビジュアルメインの書籍であれば、電子書籍でもいいのでしょうが、活字メインとなれば、紙の書籍の方が読みやすいと感じる人が多いのが現状なのかもしれません。

■「アマゾンのみ販売」プラス「Kindleサービス」をスタート!

弊社は以前から、「少部数でリスクを抱えずに販売したい!」という自費出版のお客様へ、「アマゾンのみ販売」サービスを行ってまいりました。

それに加え、ご希望のお客様にオプションとして、Kindleでの電子書籍販売サービスをご提案し、「多くの人に読んでほしいけど、予算的に大部数はちょっと……」「せっかくの自費出版、いろいろなアプローチに挑戦したい!」というご要望にお応えします。

弊社は、「アマゾンのみ販売」のサービスを59,000円で提供してきました。このサービスに、プラス20,000円(別途レイアウト費用がかかります)でKindleでの販売が可能になります。つまり、79,000円で、アマゾンで「紙」と「電子」の書籍を販売することができます。

もちろん、紙書籍は不要、Kindleだけでいい、というニーズにもお応えしています。

■Kindleの手続きや制作は結構煩雑、ハードル高し!

電子書籍をKindleで個人販売するには、アカウントの登録、米国への税務情報の登録など作業が煩雑です。しかし、弊社のこのサービスでは、Kindleでの販売を請け負うため、お客様による手続きは不要です。

日本における電子書籍は、まだまだ発展途上です。Kindle用データの制作についても、一概に正解はこれ、とは言えず、出版社やデザイナーは四苦八苦しているのが現状です。主に、リフロー型とフィックス型という方法を採りますが、前者は活字メインの場合、後者はマンガや絵本、写真集、雑誌などで使われます。

リフロー型はユーザーが自由にフォントやフォントサイズなどを選択して読める流動タイプ、一方で、フィックス型は固定タイプで、ユーザーはフォントやフォントサイズなどを選べません。

結論をいえば、紙書籍と電子書籍はまったく別のコンテンツと理解した方がいいでしょう。活字だけの書籍ならまだしも、画像や図版などが多く入る書籍や絵本などは、紙書籍のレイアウトを電子書籍上で維持するのは、なかなかの困難です。弊社の場合でも、紙書籍のデータとは別に、Kindle用のデータとして再制作することになります。

その費用については、書籍の内容にもよりますが、およその目安として、1ページ当たり250円~(※本文に写真や図、イラストが多い場合は単価が上がります)と、ご理解ください。