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絵本のページ数の目安とは?

自費出版で絵本を出版しようと思っている方、結構お困りの方が多いのが、ページ数の目安です。今回は、その解説をします。

結論からいえば、活字の書籍同様、基本的に本文が8の倍数(判により16の倍数)ページで構成されていれば問題ありません。

たとえば、ハードカバー/表紙カバーなし/左綴じ/A5判、といった絵本を作る場合、ページ数には、「表紙本体」は含みませんので、16ページ、24ページ、32ページ、40ページ……となっていきます。8ページということも考えられますが、薄すぎてしまい、製本に難ありですので、あまりおススメしません。

また、表紙本体とは、表紙カバーをはずした表紙自体のことをいいます。ハードカバーの場合は、ボール紙の部分です。これは、本文ページに加算しませんので、ご注意ください。もし、表紙本体を含む場合は、下記のようになります。

本文16ページ+表紙本体4ページ 計20ページ

表紙本体が4ページあるのは、表1、表2、表3、表4とあるからです。表1とは表紙の表のこと、表4が表紙の裏です。表2とは、表1をめくったあとの裏。表3とは、表4をめくったあとの裏です。ちょっとややこしい説明ですね……。

2枚の写真は弊社刊行物『カチカチ山』です。上が表1、下が表4です。表紙を1枚の見開きの用紙と考えればいいわけです。今の例だと、書籍はA5判なので、表紙はA4判用紙1枚を横置きにした、ということです。

絵本の場合、もともとあった絵を使って絵本にしようという方と、絵本を作るために絵を描き下ろす方がいらっしゃると思います。後者の場合は、このページの決まりに応じて、絵を描いていきましょう。前者の場合は、ページに割り当て、使用する絵をセレクトしていくことになります。

いずれにしても、16ページの絵本であれば、最後のページが奥付になるとして、1~15ページ、ページごとに絵を1点1点置く場合は、15点。見開きで展開していくなら、最初の1ページは単ページ(扉となります)として、2~15ページは見開きになるので、2-3p、4-5p、6-7p、8-9p、10-11p、12-13p、14-15p分の7点用意する、ということになります。

以上です……が、結構、書籍のページ構成は難しいですよね。

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