自費出版用語集 ま行

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■ま行

見返し表紙をめくったときにある色紙などのこと。本が美しく見える装飾といった意味合いと、耐久性を保つために使われる。
見積もり自費出版では最も重要な過程で、出版社とのいちばん最初の接点である。では、どうすれば、見積もりを出してもらえるか。「部数」「ページ数」「版型」「表紙カバーの有無」「カラー」「製本方法」「用紙」「データ状態」などを教えればよい。ただし、作業を進めていく段階で、手直しが必要になったり、用紙やカラーを変更することもあるので、最初の見積もりはあくまで、「仮」と考えるべきだろう。契約前に、必ず「本見積もり」を出してもらうことが必要。そうしないと、最終的に、とんでもない高額を請求されることがある。
目次「コンテンツ」ともいう。書籍において、必ずないといけない、というわけではない。ページ構成上、最も調節しやすいので、目次は最後につくるのがよい。
文字化け特殊記号(#や¥)などを使った場合に、そのデータをpdfにした際、対応できず文字が意味不明な記号に変換、「化けて」しまうことをいう。文字化けに関しては、予期できぬことなので、校正が欠かせなくなる。
文字サイズ「級」(Qというときもある)「ポイント」などで表す。最近、雑誌などでは、級数を小さくするほうが、オシャレである、という認識があるが、書籍は別。いちばんいいのは、読みやすい大きさだ。本文であれば、9~12級、キャプションなどは、6や7級くらいだろう。特に、明朝体の場合、6や7級であると、印刷した際、文字がつぶれてしまうことが多いので、要注意。
モノクロ通常は、「1カラー」「1c」のことを指す。「スミ」ともいう。つまり、「黒」のこと。